アメリカン・モッツァレッラな人生

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SNSを辞めれば幸せになれる?②

 前回の記事(幸福度とソーシャルメディアとの関連について)の続きです。

chocolate0826.hatenadiary.jp

前記事でも述べたように幸福学をアメリカの大学で受講して以来、幸福研究に興味を持った私は帰国後も別のアメリカの大学の幸福学関連の授業をオンラインで受講しました。留学先の講義、オンライン授業ともにSNS断ちをすることが幸福度を上げると結論付けていたことからSNSと幸福度についての考察を試みるという旨が前回記事の内容でした。

 

SNSがしんどい、病む?SNSはマラソン大会? 

前記事でも述べたように私は中学生の頃からブログを好んでいたようなタイプなので、ネットの世界に免疫があると思っていました。InstagramTwitterも自然な流れで高校に上がると同時に始めましたが大学1年生の頃にはInstagramTwitterに対して疲れを覚えていました。

SNSの利用者の中にも、"積極的に自分の生活を投稿していく"人と、"自分の投稿はあまりしないが他人の投稿は見る"の人に大きく分類すると分かれると思うのですが、私はこの両方を経験しました。

積極的に投稿していた頃は何かに取り憑かれたかのように写真を撮りまくり、アプリで加工する日々。疲れるという感覚はあまりなくて、むしろ良い写真が撮れて納得いく加工ができた日には達成感すら覚えていました。しかし後から自分の投稿を見返した時に感じる"必死感"に違和感を覚えることが多かったです。

そんなに言うほど実は楽しくなかったのに、とても楽しかった発言をしてみたり、そんなにお洒落なカフェではなかったのに、なんとかお洒落に映るように写真を取り直して加工を繰り返してインスタ映えを狙う日々。後から見返した時に全てフェイクに見えてしまって。嘘をついているような気分になった時に「ああ、しんどいな」と思うようになりました。女性の方ならイメージが沸くかと思うのですが、ちょうど10センチのピンヒールを履き続けるような気分です。ヒールを履けば足がスラッと長く見せられるけれど、足はすごく痛いし疲れる。早く脱ぎたいと思うだろうし、ヒールは長距離を歩くのには向きません。マラソンするのにヒールを履く人はいないのと同じです。

SNSは自分が辞めると決めない限り終わりはありません。周りはずっと「いいね」を求めて投稿を続けるだろうし、あなたはその投稿を見続け、あなた自身も投稿を続けることでしょう。ゴールがないという点においてSNS(特にInstagram)はマラソンに似ているのではないでしょうか。マラソン大会にも関わらず、私は見栄えを気にしてずっとヒールを履き続け、早々に疲れてしまいリタイアしてしまったのだと思います。

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(*写真はスペイン、バルセロナカタルーニャ音楽堂です。)

キラキラ投稿とインスタ映え

 なぜ私は自分を苦しめてまでマラソン大会でヒールを履き続けたのでしょうか。これはもちろんフォロワーによく見られ、お洒落だと思われたい、という承認欲求を満たそうとする、人間なら誰にでもある程度は備わっているであろう基本的な欲求からくるものだと思っています。また私はあまり積極的に自ら友人を作っていくような社交的なタイプではなかったので、SNSを自己表現の場として使い、周りから見られたい自分のキャラ(お洒落で、ユーモアがあって、知的である等。)を演出していたのだろうと思います。

ラテアートやケーキの写真をたくさん載せている人、車の写真を載せている人、海外旅行の写真をたくさん載せている人、自撮りや自分の恋人の写真をメインに載せている等、その人のページを開けば相手の趣味やライフスタイルがなんとなくにでも伝わるのがInstagramだと思います。

共通の趣味を持った人と関わりを持てたり、新しい出会いがあったりする利点がある一方で、人を惹きつける投稿をしようと過度に他人の視線を気にすることが仇となる場合もあるのではないでしょうか。

 

SNSとの関わりに興味を持ち始めて以来、英語の勉強にも一石二鳥であることから英語圏YouTube動画やTed talkなどを使いSNSメンタルヘルスについてのトーク、動画をよく調べていました。こちらのTED talkではSNSがどのような精神的ストレスを与えるかについてのトークです 。


Is Social Media Hurting Your Mental Health? | Bailey Parnell | TEDxRyersonU

彼女は家族との休暇で訪れた場所で一番にしようとしたことが携帯を取り出して、自分の休暇中の写真をシェアしようとしたことだったと言います。しかし電波がなくSNSが使用できなかったために休暇中はSNSオフラインの状態で数日間を過ごします。(いわゆるデジタルデトックスですね。)その時の経験より大学院でソーシャルメディアのあり方について学んだという彼女の意見として、SNSが普及する前も雑誌やテレビなどの媒体を通して、他人と自分を比較することはあったがSNSが一般化してからは他人と自己を比較する時間が倍増したということ、SNS上では自己をよりよく見せるため自分をまるで商品のように売り出しているなどと分析しています。

興味がある方は是非残りのトークも聞いてみてください。 

 

 

少し長くなってしまったので次回は、自分は投稿しないが他人の投稿を見ることについて言及したいと思います。

出願に向けて残り1年を切ったところなので院進に向けて英語も勉強しないとな、、!